こんにちは。毎日暑いですね。暑すぎてセミも羽化できないらしく、こんなに暑いのにセミの声を聴いていないことに驚きです。我が家で育てているカブトムシもさなぎの時間が短かったからなのか、非常に小ぶりの角の小さい子しかいないです。かわいらしいですが、角が小さすぎてメスと間違えそうです(笑)

さて、久しぶりに区役所で行われる3か月健診へいってきました。わが子を連れて行ったわけではないですよ (・∀・)健診する先生としていってきました。

あらためて少子化を実感しました。少なかったです。そして、一人目さんがほとんどでした。。。夫婦で一生懸命に子育てしている様子がうかがえて「ばあば」になった気分でした(^^♪

その中で気になった点がいくつかあったので、その話題を少しずつお話していきます。

季節的なことを考慮して今日は「日焼け」のお話をしていきます。日焼け止めも進化し、日よけグッズもびっくりするくらい豊富にある時代です。日差しも昔よりはきつくなっているので日よけは大事なのですが・・・実は妊娠中に過度に日よけをしてしまうと赤ちゃんの骨の造りに不具合が生じます。具体的には頭蓋骨、頭の骨がペラペラな状態で生まれてきます。頭を触って診察すると頭の骨の一部が薄っぺらいトタン板のようにぺこぺこへこみます。トタン板、わかりづらいですかね。表にも裏にも押して楽しむポコポコしたおもちゃ、わかりますか?プッシュポップというらしいですが、それに似た感覚で頭の骨がへこむんです。前職で産婦人科病院にいたときにたくさん見ました。私が小児科医になったころはほとんど診ることがなかったので衝撃でしたが、5年も務めたら当たり前にいることに驚きました。そして、今回の3か月健診でもまだ骨が薄い子がいました。日光に浴びることでビタミンDが作られて骨ができます。その過程がブロックされると骨が正常に作られなくなるのです。真っ黒に日焼けをしなさいとは言いませんが、適度な日光浴は必要です。日陰に10分いるだけでよいといわれています。自宅で遮光カーテンで過ごすのではなくレースカーテンにしてみるなどの工夫だけでも良いと思います。上手な日光との付き合い方を考えてみてください。